原料は、ミツマタ、コウゾを使用します。(現在、主に高知産のコウゾを使用)
紙の質を良くするためにコウゾの黒皮を特製の刃物で削ぎ落とし、
一昼夜から二昼夜水につけてやわらかくします。
その後、ソーダ灰と共に3時間程煮込み、コウゾの繊維をほぐれやすくします。
(昔は、ソーダ灰の代わりにカシの木の灰を使用)
煮沸した原料を水槽であく抜きし、谷水の中で、
傷やチリを取り除く作業を2〜3回繰り返します。
洗い終わったコウゾをコウゾ打解機に30分程かけ、なぎなたビーターに15分程かけて、
コウゾを細かい繊維に独立させます。
それを、漉船に溶かし、繊維に粘性を与えるため、トロロアオイを使い紙を漉きます。
漉いた紙を重ねて一晩そのままにして自然に水を流したのち、油圧ジャッキで加圧、
圧搾し水を切ります。
圧搾した紙を縦型の三角形の乾燥機を使い1枚ずつ乾燥させていきます。
型紙を98cm×65cm四方の長方形の和紙の上に置き、染めない部分に糊をぬり、
色が付かないように防染します。
糊置きした和紙の上から、天日干しを行い乾燥させてからハケで全体に顔料を塗っていきます。
地色引きした上から、模様にあわせた型で別の色をぬり型紙をあて、
ハケを使い小さな模様に色を差していきます。
水差しの終わった染紙の糊を水で洗い流して模様を出し、天日で干し、乾燥させます。
→若狭和紙の作り方の取材もご覧ください